2005年3月14日(月)19:13

チェコ大統領はEU憲法を「空虚でお粗末」と批判

プラハ(AFP)

チェコのヴァーツラフ・クラウス大統領はEU憲法を「空虚でお粗末」と批判した。この憲法は欧州の規格化の歩みを促進するものであるが、そのような必要性は誰も感じていない。「欧州が民主主義と自由から離れて行く」危険性がある、とクラウス大統領は『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』紙Frankfurter Allgemeine Zeitung(火曜版)に語った。大統領はEUを「ポスト民主主義時代の機構組織」であって、その民主主義の欠陥は「修復不能」であり、欧州議会の権限を拡大しても解決できない、と評した。大統領はチェコのEU憲法批准について、議会ではなく国民投票による批准を支持した。

原題:Klaus kritisiert EU-Verfassung als "leer und schlecht"




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